とりあえず必要なものを列記します。
先ず統合開発環境をインストールします。 実態はeclipseなので特に問題は無いと思います。
次にファームウェアをダウンロード・解凍します。 このファームウェアに含まれるデモプログラムのHEXファイルでデモの実行が出来ます、また内部のドキュメントを参照するのに使用して下さい。
引き続きST-LINKをダウンロード・解凍し統合開発環境と連携できるかどうか確認する必要が有ります。
最後に今回のメインMP3を組込んだファームウェアをダウンロード・解凍します。
事前にDドライブにeclipseと言うフォルダを作成しておいて下さい。 統合開発環境を立ち上げ、Workspaceは先ほど作成したeclipseを選択します。 「File」→「New」→「C Project」で新規Cプロジェクトを作成します。 プロジェクト名はMP3Playerとします。 Target ConfigurationではSeriesにSTM32F7を選択しBoardはSTM32F746G-DISCOを選択します。 この状態でFinishをクリックして終了します。 Includes以外のフォルダとファイルをすべて削除します。
解凍したMP3を組込んだファームウェアをエクスプローラから、先ほど作った統合開発環境のプロジェクト名の所にドラッグアンドドロップします。 これで準備完了です。
指定したフォルダとプロジェクト名以外で作成する場合は少し作業をしなければなりません。 統合開発環境の外でMP3を組込んだファームウェアにある.cprojextlをエディタで開きインクルードの絶対パスを作成したフォルダ・プロジェクトに合わせて一括変換します。 統合開発環境からプロジェクトを右クリックし一番下のPropertiesを選択しC/C++Generalを開きPath and Symbolsを選択します。 Includesに作成したプロジェクトにあったパスが登録されていれば完了です。
これで「Project」→「Build All」を実行すればDebugまたはReleaseフォルダが生成されST-LINKで扱えるHEXファイルがその中に出来ます。
操作方法は、「audio player」をタッチし「add folder」でMP3の入っているフォルダを選択するだけです。 フォルダの中にあるファイルが昇順にソートされて画面にリストアップされます。 リピートの設定は「OFF」で無し、「ONE」で演奏している曲から最後まで一回のみ再生します、「ALL」は無限に繰り返し再生します。
参考にしたサイト